健康でいられるお酒の適量は?!

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厚生労働省は2000年に、21世紀における国民健康づくりを目的とした『健康日本21(第1次)』を発表しました。

その中で、『節度ある適度な飲酒』として1日平均純アルコール換算で約20g程度という数字が明文化されました。

これが日本におけるいわゆる『適量』です。

飲んだ酒に含まれるアルコールの重さがだいたい20gになるという意味なので、

20gというと、ビールなら中瓶(500ml)1本、日本酒なら1合(180ml)、ワインならグラス2〜3杯です。

正直、少ないと感じましたか?笑

しかも、女性はアルコールの影響をより受けやすいので、その半分から3分の2程度が適量だとされてます。

これは、日本人男性を7年間追跡した国内でのコホート研究の結果や、欧米人を対象とした海外の研究の結果などを基に、なるべく病気のリスクが上がらない飲酒量ということで決められました。

逆に、どれだけ多く飲むと体に悪いのかについては、毎日60g以上飲むとがんをはじめとするさまざまな病気のリスクが上がることが以前から知られていました

男性については1日当たりのアルコール量が10〜19gで、女性では1日9gまでが最も死亡リスクが低く、それ以降はアルコール量が増加するに従って死亡率が上昇する

と、言われていましたが

結局は『飲むなら少量がいい、できたら飲まないほうがいい』ということです。

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